保険修理の前に知っておくべきこと
ノンフリート等級制度が改定されたことにより、保険修理の考え方が変わってきています。
車両のキズ修理を行う際には、車両保険の仕組みを正しく理解して上手に活用しましょう。
保険を使うと保険料が割高になる
ノンフリート等級制度とは、1〜20までのランクで等級が分かれており、保険契約者が1年間保険を使用していない場合には1つ上がって、保険を使用した場合には等級が3ランクダウンする制度です。等級ごとに保険料の割引率は変わります。
「保険を使った人（事故有係数）」と「保険を使わなかった人（無事故係数）」の区分は明確に分けられていて、保険を使って等級が3ランクダウンすると、以降3年間は事故有係数の区分で割引率が適用されます。
ちなみに、その後保険を使うことなく4年目に入ると無事故係数の区分に戻れます。
また、改定前は等級が変わらなかった「イタズラによるキズ」「台風や洪水などの自然災害による損害」「走行中の飛来物によるガラスの破損」なども、現在は1等級ダウン事故として扱われるようになりました。
このように、保険修理を活用すると等級がダウンして、翌年以降の保険料が割高になることをきちんと理解しておいてください。
車両保険を使う時は慎重に
車両のキズ修理を保険料によって賄うのは、その時は費用負担が減るので良いのですが、その先3年間の保険料を想定した上で慎重に判断する必要があります。
多少の擦り傷程度ですと、保険を使わずにリサイクルパーツなどを有効活用して修理を行なった方が良い場合もあります。
ただ、個人で適切な判断をするのは難しいと思います。そんな時には、専門的な知識と技術を活かして車検や鈑金塗装を行なっているFULL TECHにご相談ください。
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もちろんその他にも、愛車の修理・点検・車検・カスタマイズなどにも対応しておりますので、大阪府茨木市・吹田市・摂津市などの北摂地域にお住まいの方でお車の悩みを抱えている方は、ぜひ一度お問い合わせください。
